2010年04月23日

男女間暴力、被害届前でも逮捕検討…警察庁(読売新聞)

 宮城県石巻市の民家で今年2月、少女(18)が2人組の少年に拉致され、姉と友人の女性2人が刺殺された事件に絡み、警察庁は、男女間のトラブルの場合、被害者が「被害届」を出さない段階でも加害者の逮捕を検討する必要がある――とした対応マニュアルをまとめた。

 週明けに全国の警察本部に通達し、配偶者間暴力(DV)も含め男女間の暴力の相談を受けた際、警察の対応が後手に回らないよう徹底する。

 この事件では、この家に住む少女が元交際相手の少年(18)ら2人に連れ去られ、姉(20)と友人(18)が包丁で刺されて死亡、知人の男性(20)も胸を刺されて負傷した。連れ去られた少女は地元の石巻署に、元交際相手から「暴力を受けている」と再三、相談していたが、被害届の提出は渋り、同署に被害届を出すと伝えたのは事件前日だった。

 警察庁はこうした経緯を踏まえ、男女間のトラブルの場合、被害届を受理してから加害者の逮捕を検討している現在の対応を改める必要があると判断。新たな対応マニュアルでは、重大事件に発展する可能性が否定できない時は、被害届が出ていない段階でも加害者を逮捕し、被害者から引き離すことを検討すべきだとした。

 傷害事件は立件にあたって、被害者からの「告訴」を必要としていないが、全国の警察は一般的に、被害の事実を確認するため被害届の提出を求めている。

 また対応マニュアルでは、男女間のトラブルの場合、〈1〉事態を深刻に受け止めていない被害者や家族も多いため、避難や自衛の重要性を理解させる〈2〉地域の「配偶者暴力相談支援センター」などと連携し、被害者を一時避難させる措置を取る――ことも必要と指摘した。

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2010年04月21日

「陸山会」事件で民主、検察審査会の判断注視(読売新聞)

 民主党の小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、検察審査会が近く、小沢氏を不起訴とした東京地検の判断の是非を明らかにするとの見通しが強まっている。

 「起訴相当」や「不起訴不当」といった厳しい議決となった場合、鳩山政権に与えるダメージは大きく、民主党はどのような判断が下されるのか注視している。

 小沢氏は20日、都内にいたものの、衆院本会議を欠席、公の場に一切姿を現さなかった。19日も定例の党役員会を欠席し、青森市で三内丸山遺跡の視察などを行った。党内では「審査会の判断を小沢氏は相当気にしているようだ。まな板の上のコイの気分なのだろう」(幹部)との見方も出ている。

 小沢氏はこれまで「検察の捜査で不正はなかったことが明らかになった」と自信たっぷりに語ってきた。しかし、審査会は一般の有権者で構成する。党執行部の一人は「世論調査を見る限り、有権者は小沢氏に手厳しい。議決も厳しい内容となる可能性がある」と懸念している。

 1度の「起訴相当」の議決で起訴が決まるわけではないが、「『潔白』が『グレー』に変わったら、参院選には悪影響だ。小沢氏に国会での説明を求めたい」(民主党中堅)との声も出ている。審査会の議決次第では、小沢氏の責任論が党内で再燃する可能性がある。

<参院選>タレントの岡部まり氏 出馬会見へ 大阪選挙区(毎日新聞)
<独立行政法人>17独法で海外出張に「支度料」支給(毎日新聞)
<交通事故死者数>春の全国交通安全運動期間中は96人(毎日新聞)
専用サポートカウンター設置=足止め客向け−成田空港会社(時事通信)
<殺人>長男が家族5人刺す 父親と乳児死亡 愛知県豊川市(毎日新聞)
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2010年04月20日

全額公費で集団接種 栃木・大田原 小6子宮頸がん予防(産経新聞)

 栃木県大田原市は5月から、小学校6年生の女子児童を対象に全額公費負担で子宮頸がん予防ワクチンの集団接種を開始する。子宮頸がん予防のワクチン接種に関しては、新潟県魚沼市や兵庫県明石市が接種希望者に全額助成しているが、日本産科婦人科学会によると、公費負担での集団接種は全国初とみられる。

 子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)が原因で発症。性交渉を通じて感染するため、予防には若年層へのワクチン接種が有効とされる。同学会などは11〜14歳を中心にワクチン接種を奨励しているが、費用が3回接種で5万〜6万円と高額なのがネックとなっている。

 大田原市によると、対象となる小6女児は約350人。本年度予算に約1100万円を計上、5月中旬から市内の各小学校で集団接種を行う。すでに校長への説明会を開いたほか、小6女児の保護者らを対象に子宮頸がん予防の講演会を行うなど準備を進めている。

 自治医科大の鈴木光明教授によると、国内では年間約1万5千人が子宮頸がんを発症し、約3500人が死亡。ほかにも病気がある中で子宮頸がんを優先することに慎重な意見もあるが、鈴木教授は「予防にはがん検診とワクチンの両方が大事。個別接種ではやはり接種率が下がる」と訴えている。

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