2010年04月24日

亡き息子に捧ぐ4首 JR脱線事故遺族 歌集を自費出版(産経新聞)

 ■英也よ 安らかに逝け 汝がために 父はも哭かむ 母はも哭かむ

 乗客106人が犠牲になったJR福知山線脱線事故で、長男の英也さん=当時(44)=を失った植木安さん(79)=兵庫県川西市=が2月下旬、歌集を自費出版した。40年近くにわたり詠んだ歌は、約1800首。その中に4首、英也さんを悼みつづった歌をしのばせた。≪英也よ 安らかに逝(い)け 汝(な)がために 父はも哭(な)かむ 母はも哭かむ≫。三十一(みそひと)文字に、亡き息子への思いを込めた。

 ≪あはれ英也 四月廿五日 九時十八分 四十四を一期 いのち了(おわ)んぬ≫

 平成17年4月25日、英也さんは兵庫県猪名川町の自宅から大阪市内の勤務先に向かうため、快速電車の先頭車両に乗車していた。植木さんが変わり果てた英也さんと対面したのは、3日後の28日午後。息子の顔にそっと手を当てることしかできなかった。

 家族と音楽をこよなく愛した英也さん。妻と当時高校2年の長男、中学2年の次男を残して逝かざるを得なかった息子の無念さに、涙がこぼれた。

 ≪妻に子に いかばかり 心残りしか 無念を思(も)ひて 涙とどめず≫

 翌29日早朝、目が覚めると英也さんへの思いが高まり、歌が自然と心に浮かんだ。30日の葬儀では、出棺の前にその4首を詠みあげたが、涙があふれて最後は声にならなかった。

 あれから5年がたとうとする今春、英也さんの次男も長男に続き、大学に入った。事故を乗り越え、歩みだそうとしている孫たちの成長が頼もしい。あのとき息子に届けようとした4首を、600ページを超える歌集の巻末近くに「子を送る 四首」と題して収めた。

 最後の1首には、悲しみが二度と繰り返されないことを願い、死亡した運転士を含め、事故で亡くなった人全員への思いが込められている。

 ≪憶ふべし 失(う)せし人々 百七人(ななたり) 地の底ゆ聞く 慟哭(どうこく)の歌≫

春の嵐 東北を直撃 1人死亡、3人重軽傷(河北新報)
水陸両生 ガの幼虫 ハワイ大研究グループ発見(産経新聞)
<前長崎市長銃撃>献花台前に冥福祈る…事件から3年(毎日新聞)
<天下りの塔>事業仕分けにため息…農水26法人が入居(毎日新聞)
在沖縄米海兵隊「地政学的な位置が重要」(産経新聞)
posted by ヤダ ヨシト at 10:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。